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機関銃

午後からの結果説明を前に、フロアに数名の受診者の方々が集められて保健師のオリエンテーションが始まりました。今日の保健師さん、えらい張り切っている様子で、まるで機関銃のように早口です。「やっぱり、ちょっと早すぎないかな?」・・・歯切れがよいといえばよいのですが、追い立てるように発せられることばの多さが傍で聞きながら少々気になってきました。きっとあのフロアで聞いている方々の多くは聞くことを放棄して聞き流しているんだろうな、と感じました。

耳を澄ますと今度は隣のレントゲン室からも大声で元気な声が聞こえてきました。こっちもまた異常に早口です。横で聞く限り、何と云っているか半分くらいしか聴き取れない気がするのは、わたしが熊本出身者ではないからでしょうか?

毎日大量の受診者を相手にし、大量の情報を短時間で伝えなければならないと思うと、どうしてもこうなるのでしょう。毎日同じことを同じ時間内に話すとき、口が勝手に仕事をしているだけで、きっと頭は何も働いていないだろうということは以前にも書きました。かく云うわたしも実は同類です。話ながら、「あ~早口になっている。相手が聞き流し始めた~!」と分かるのだけれど、もうそうなると簡単には修正できません。

学生時代、演劇部にいました。同じ量の台詞があって、それを早口にしゃべっても、ゆっくりきちんと話しても、かかる時間はほとんど差がないんだぞ、とよく演出家からダメだしされたものです。わたしの隣の説明室から、ゆっくりと優しいポツポツトしたリズムの声が聞こえてきました。同僚の説明の声です。あれで本当にわたしと同じ量の情報を伝えられているのだろうか?と疑いたくなるのですが、よく考えたら、早口のわたしが発する情報の半分以上は聞き流されているのだから、結果としては同僚の発する情報量の方が多かったりするのかもしれません。

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