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感染症の専門家

先日、感染症で国際的に活躍しているあるドクターがテレビでこう云っていました。

「新型インフルに罹(かか)らないためには、きちんとした手洗いをしなければなりません。できるかぎり石鹸を使って、まんべんなく洗ってください。水洗いだけでは「しないよりはまし」程度の意味しかありません」・・・と。そして、実際にゲストの手のひらを細菌培養した結果が示され、多くのコロニーが培養されている姿をみせながら、如何にきちんとした手洗いが大事かということを語っていました。

でも・・・申し訳ありませんが、わたしはどうしても違和感を感じます。サーズやエボラ出血熱など、高い致死率の感染症対策の指揮をとってきた専門家としては止むを得ないのかもしれませんが、手のひらについた雑菌を全部洗い落とすことが日常生活の中でそんなに大切なことなのでしょうか?皮膚の表面にいる常在菌を全部死滅させるような猛毒に自分の健康な皮膚を毎回曝(さら)してしまうことは、新型インフルから身を守るためには重要なのかもしれませんが、果たして本当に自分のカラダのためになると云えるのでしょうか?

わたしはやはり、「ノー」だと思います。もちろん、人混みの中を歩いてきたとか、街中で不特定多数の手が触ったと思える手摺やドアノブを触ってきたときに石鹸を使うのは重要なことだと思いますが、日常生活の中でそんな機会は決して多くはありません。日頃から習慣づけておかないといざというときに忘れてしまうんだ!という考え方も十分理解した上で、それでもやはり基本は十分な流水での手洗いとうがいだけで良い、石鹸は人体には決定的な毒物だ!という考え方の方を支持させていただきたいと思います。

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