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区切り

「先生、今年は大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。どうぞ、よいお年を!」
「こちらこそ。よいお年を!」

そんな年末のあいさつがあちこちで聞こえてきました。御用納めの日の夕方、毎年恒例の職場の風景です。ロッカールームでも、廊下でも、老若男女を問わずあちこちで同じような光景が繰り広げられていました。

ただの冬の月末の月曜日。たかが1週間の連休があるだけのことなのに、大げさなことだなと、正直なところ毎年思っていました。仕事やら掃除やらで忙しいのに、会う人ごとに長い決まり文句を何度も云わなきゃいけないものかしら?ゴールデンウイークの方がよっぽど長い休みになる人も多いのではないかしら?・・・いつもそんなひねくれたことを考えていました。

でも今年は、「これもまあ、大事な区切りの儀式なのかもしれん」と、意外に殊勝な思いになりました。いろいろなことに区切りは必要です。生きていく上で、いつまでも切れることのない螺旋階段を上り続けるならきっと身も心ももたないことでしょう。どんなことであれ、ひと回りしたら元の位置に戻って、そこでリセットされて再出発できる・・・良く考えたらこれは自然界にある唯一無二の必然的な法則なのかもしれません。その年が忘れたいほどに悪かったとしたらもちろん、ずっと続いていたいほど良いことだらけの年だったとしても、必ず12月31日がやってきて、必ず翌日には1からリスタート!すばらしいことなんだなと、今年は素直にそう思いました。もちろん、現実に抱えている問題は正月になっても消えることなくそこにあり続けるのではありますが。

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