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肥満と大気汚染

アメリカ・マサチューセッツ大学から、「大気汚染が血圧に及ぼす影響は肥満者と汚染源の近くの在住者でより強い」という報告が発表されました(J.Epidermiology and Community Health, 2009)。

研究は大気汚染地域から5km以内に住んでいる人を対象にしており、参加者の半数以上が肥満で57%は腹部肥満(メタボの基準です)でした。そして68%に高血圧が存在していたわけですが、まあ「この大気汚染地域に近い人ほど血圧が高い」という事実と、「肥満者ほど血圧上昇が顕著だった」ということは容易に理解できました。

ところが、「肥満、特に腹部肥満では大気汚染の影響を受けやすく、そのために高血圧発症リスクを高める」という因果関係は初めて知ったので、ちょっと驚きました。つまり、<大気が汚いほど太りやすい>、あるいは<太っている人は大気汚染の影響を受けやすい>のどちらか(またはその両方)が云えるということになります。

何故なんでしょう?もしや、大気汚染のために生体の存続が危ぶまれる→危機脱出のためにエネルギーを貯める機序が働く→同じものを食べても蓄積する、というそういう理屈なのでしょうか?つまりは「木の枝に傷をつけると植物の発育が良くなる」というのと同じ理屈ということで良いのでしょうか?

なるほど!だから都会では妙に太っている人が多いのかぁ、って勝手に納得してしまったりして・・・違うか。

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