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いろいろな腹

ときどき温泉センターに行きます。

湯船に浸かってボーっと辺りを眺めていると、目の前をいろいろなお腹が通り過ぎていきます。超メタボな堂々たるお腹、引き締まって縦割れの線が見えるお腹、貧相なお腹、若いお腹、年寄りのお腹、毛むくじゃらなお腹、真っ白なお腹、うつむき加減に歩くお腹、胸を張って上向きなお腹・・・。同じ日本人でありながら、遺伝因子や環境因子は千差万別なお腹を作り上げていくんだなあ、とちょっとばかり感動しながら眺めるのが習慣でした。

先日、新年早々に阿蘇にある温泉センターに行ってきました。ちょっと温(ぬる)めの湯に浸かりながらいつものように他人のハダカを眺めていましたが、ふと気付いたことがあります。なにか明らかに大きなお腹の人間が減ってきた気がします。もちろんこの日がたまたまなのかも知れませんが、中肉中背のいわゆる<日本人的体格>の人が増えているように感じたのです。ただ痩せて貧相なだけのそれではなく、それなりに「均整の取れたカラダ」という意味です。これはきっと、国を挙げてのメタボ対策が、何のかんのと云われながらも、それなりに奏功している証拠なんだろうなと実感した次第です。

流行(はや)りというのはそれなりに重要なことです。女性の胸が流行りによって豊満になったりこじんまりしたりするのは男性にとっては摩訶不思議な現象ですが、同様に男性もメタボ対策が流行りになってくれると健康的なハダカが多くなっていくのだろうなと思いました。わたしも、どっかのCMのように、ふと自分のお腹を隣りのお兄さんのお腹と比較して、ついつい引っ込めて見栄を張ってしまいました。

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