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正常眼圧緑内障

「緑内障」という病気があります。似たような名前ですが「白内障」とはまったく違うものです。「緑内障」は、徐々に視野が狭くなって失明する恐れがある病気で、日本緑内障学会のガイドライン(2006)によると、40歳以上の日本人の20~28人に1人が罹っているのだそうです。

目の玉は、硝子体というゲル状の水分で満たされた大きなふくろです。目の中の圧力と大気圧とが同じになるように交通路があるのですが、それが詰まってしまうと目の中の圧力(眼圧)が高くなって視神経を圧迫します。人間ドックで「眼圧」を測定するのはそれがないか確認するためです。ところが、健診でずっと正常眼圧なのに緑内障になるヒトがいます。特に日本人は欧米人より多いのだそうです。正常眼圧であるにも関わらず、視神経の傷害を受けて緑内障を起こすものを「正常眼圧緑内障」といいます。

最近は健診や人間ドックで眼底検査をします。動脈硬化がないかをチェックするのが目的の検査ですが、このときに視神経乳頭という凹みを確認します。視神経が出てきているところです。正常眼圧緑内障のヒトは、眼圧が正常であるにもかかわらず、この凹みが大きくなっていることが多いので、健診でそんな所見をみたら濡れ衣でもいいから眼科を受診して視野検査を受けてほしい、と云われるようになりました。どうもないのに「眼科で要精査」という指示が出たら、めんどうでも一度眼科を受診してください。15分くらいですむ簡易型の視野検査をしてくれると思います。緑内障は進行すると元に戻らない病気ですので、早めに確認してみましょう。

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