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噛んだらたくさん食べてもいいですか?

「わたしはごはんが大好きなんですが、先生の云うように、しっかりと噛んで食べるならごはんをたくさん食べてもいいでしょうか?」

先日、健診結果の説明をしているときに、ある男性から質問されました。内臓脂肪蓄積型肥満、境界型糖尿病、高中性脂肪血症、脂肪肝などが認められる結果報告書を二人で眺めながら、「炭水化物であるごはんは、噛まないと血糖値が跳ね上がるけれど、噛めば噛むほどゆっくり上がるようになるから、ごはんは噛んだ者勝ちなんですよ!」とわたしが説明したのです。一通りの説明が終わった後、最後に席を立つ寸前に、意を決したように彼がそう聞いてきました。

「大丈夫です。心配しなくても、ほんとうにしっかり噛んだら、そんなにたくさん食べれなくなります。」・・・即座にわたしはそう答えました。

食べることに関して、多くのみなさんが同じような心配をされています。大好きなものを減らすなんて耐えられるだろうか・・・。最近わたしはかなり確信をもって減食を進言しています。目の前にたくさんある限り噛みはしませんし、味なんか分かません。バサバサバサと口に投げ込むだけです。でも、大好きなものが日頃の半分しか目の前になければ、これしかないとなったら、自ずと噛みますし、いつもよりはるかに良く味わえて、本当の意味で<食べること>を楽しむことができます。いつも書いているように、案ずる必要はありません。とりあえず自分で試してみればよいことだと思います。

「ああ・・・なるほど。たしかに考えてみるとそうですね。」~彼はそう答えましたが、まだ納得できていないんだろうなと感じました。きっと彼は、ごはんがどんなに甘く美味しい食べ物かをまだ経験したことがないんでしょうね。

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