はなむけのことば
今週末に職場の若いスタッフが結婚式を挙げます。
うちの職場では、結婚をするスタッフや退職するスタッフに対して「なにか一言書いてください」とメッセージカードが配られます。若い女性が多い職場ならではの良い風習だといつも思っています。ただ、メッセージを考えるのはそれなりになかなか骨が折れます。昔は割と<湧いてくるように>気の利いたことばが浮かんできたような気がしますが、最近は一生懸命考えても気に入ったフレーズは簡単には出てきません。無理やりに絞り出すと、冗長で陳腐な文章になるのがオチですし・・・。
もらっても、親しい友人からのものではないのだから、きっともらったときしか読まないメッセージカードに違いありません。どっかの格言か何かの紋切り型の決まり文句で「ぼくはいつもこれを書くことにしてるんだ」とかなんとか主張しておけば誰もが納得するのでしょうけれど、一度は読んでくれるのだから、それだったらその刹那だけニヤッと微笑んでくれる一言を書いてみたい・・・こういうところでついつい「ええ格好しー」の血が騒いでしまうのですが、これはサガですのでどうしようもないことです。できたら「うまい!先生に座布団一枚!」と唸らせてみたいのですが・・・。
それでも、最近は陳腐な頭になってきたことを悟り、時間をかけずにその場で浮かんだことばを素直に書くことにしています。こういうときに書くことばは、下書きをするわけでもなく結局自分もすぐ忘れてしまいます。せっかく生まれさせたフレーズなのだから、どこかに記録に残しておけば良かったかしら。
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