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わたしたちの施設のCT検査の待合室に、某霊能者の著書が一冊置かれていたことに対して、「こんな科学的な検査をするところに、そんな非科学的な本を置くなんて、良識を疑います」という投書がありました。

それに対して、「即座に撤去しました」とは担当者の弁。そんな顛末の報告を聞きながら、クレームを云う方も云う方だけど、またそれを大慌てで撤去する方もする方、なんかどっちもどっちだなあと思いました。別に嫌なら読まなければ良いことだし、そんなことを云い始めたら、待合室に転がっているゴルフ雑誌はどうして許せるのか?地元経済雑誌なんて興味もなくて面白くない!と書かれたらそれをも撤去するのだろうか?などと、ついつい穿って考えてしまいます。

病院の待合室だけでなく、食堂でもオフィスでも床屋でも役場でも、待つ時間を潰すためのスペースには何かの本が置かれていることが多いですが、あれはどんな基準で決めているのだろうか、と考えることがあります。万人受けするいろいろな方面の本を取りそろえるも道理、提供者の考えに沿った本だけを置くのも道理。先日コンタクトレンズを作りに行った眼科には本が一冊も置かれていない上にテレビもありませんでした。きっと「目を休めなさい」というポリシーなのでしょう。

この機会に、うちの施設では並べる雑誌の種類を再検討するのだそうですが、一体、誰のどんな考え方でラインナップを決めるのかちょっと興味があります。わたしの持っている単行本や文庫本を寄付してあげてもいいよ~。とっても面白いと思うよ~(もっとも、かなりマニアックで偏った医者の本ばかりだからクレームの嵐は必至かも)!

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
少し本題から外れますが、ブックライブラリーはBACH代表 / ブックディレクターの幅允孝のデザインが素晴らしいですね。現在のクリニックを建築する前に千里リハビリテーション病院へ見学に行きましたが、そこのライブラリーは素敵でした。カテゴリー毎に背表紙でグラデーションカラーデザインされたライブラリーは秀逸でした。その後、更にブラッシュアップされたようです。最近は、ブルックリンパーラーのデザインがまた素晴らしい。
こんな風なブックライブラリーができたらと考えています。

投稿: Haruch | 2010年3月28日 (日) 22時19分

Haruchさん

先日見学をさせていただいたときには気付きませんで、見ることができずに残念なことをしました。目から入ってくる<癒し>は、思いの外影響が大きいですよね。

日本人は待つことにそれなりに慣れている人種だと思いますが、同じ時間を費やすのであれば有意義に使いたいものです。

投稿: ジャイ | 2010年3月29日 (月) 06時20分

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