始末書
先日「エクスキューズの注意点」で書いた、くだんの担当者のことを、ケアマネージャーをしているある友人に話しました。
「その人、たぶん何度も似たようなことをしでかしていると思うよ。」・・・彼女は事もなげに即座にそう云いました。
「なんで?」
「だって、『努力します』ということばは始末書の必須用語なのよ。『今後こんなことがないようにします』ではダメなの。根拠がないから。だから『努力します』って書かなければならいのよ。ということは、この人、始末書を何度も書いて、書きなれていると思うよ。」
「げ、そうなんだ!」・・・ちょっとショックでした。
「そりゃいかんね。お客様に書く文書と始末書に書く文書が同じではサービス業は成り立たないんだということを、彼にはちゃんと教えておいた方がいいね。」
「その人、いくつぐらいの人なの?」
「35歳前後かな?」
「じゃあ、ムリ!」
「なんで?」
「20代の若い人なら何とかなるけど、その歳になっても始末書を繰り返しているようなら、その人は絶対直らない!と思った方が良いよ。」
ものの見事に、バッサリと切り捨てました。管理者っていうのは、こういう評価の仕方をするんだなと、ある意味感心しました。でも、これから長い付き合いになる男のことなので、わたしはちょっと憂鬱です・・・。
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