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難聴

時々テレビの声がよく聴き取れないことがあります。どうもボリュームを大きくしても同じです。先日受けた職員健診では特に異常はありませんでした。なのに、テレビに出ているお笑い芸人のトークをまだらにしか聴き取れないのです。耳が悪くなったんだなあと思うと、ちょっと落ち込んでしまいます。

先日、お笑い番組の特番で、むかしの漫才ブームのころの映像を見ました。「紳助竜介」「B&B」「ツービート」・・・あの頃抱腹絶倒だった彼らのしゃべりを<聴き取れない!>~これはショックです。雰囲気だけでおかしさを感じて笑いましたが、妙にじれったい感じがしました。むかしの映像で録音状態が悪いのかなとも思いましたが、会場に来ている若いゲストは笑い転げていましたからそんな理由ではなさそうです。次に「やすきよ」「阪神巨人」などの漫才の映像が出てきましたが、彼らはちゃんと聴き取れました。テンポの問題でしょうか?これだけの歳月が経っても朽ちることのない笑いのセンスだなと感動しました。

「難聴」の定義を良く知りませんが、音が聞こえるかどうかとそれを理解できるかどうかということは別次元の問題です。たぶん届いた音波を<声だ>と認識しているのに、それの<意味>を理解するところまで到達できないようです。素晴らしい滑舌で明瞭な声なのに、わたしの頭まで到達することが少なくなってきていまして、特に<早口>はついて行けなくなってきました。・・・「耳が悪くなった」のではなく、「頭がおろいくなった(大分弁ですみません~的確な標準語が浮かばなくて)」ということでしょうかね。

どっちにしたって、寂しいお話・・・。

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