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相性(前編)

「ほとんど病院にかかったことがないのでわからないのですが、どこに行ったらいいか、先生のお薦めを教えてください!」

よくこういうことを云われますが、わたしは基本的には教えません。本人が会ってみないとその先生とうまく合うかどうかが分からないからです。何かの病気があるかもしれないから精密検査を勧められたというのであれば、その筋で権威のある専門医を紹介します。多くは一回ぽっきりの関係ですから。でも、生活習慣病の場合はこれから一生付き合うかもしれない相手ですから、結局は人間関係であり、それは相性だと思います。

「あんたはこの病気の権威かも知れんけど、わたしはあんたとは話したくもないわ!」と思うような医師のいる病院にガマンして通院していても、何ら価値はありませんし、良くなるとも思えません。また、医療者受けの良い先生が必ずしも患者さんに評判がいいとは限らないということもこれまでに多く経験してきました(わたしたちには不思議でたまらないのですが、なぜか多くの患者さんから評判が悪いのです)。とにかく一生のつき合いになるわけだから、相性のいい人を捜す方が良いに決まっています。口コミから目星を立ててとにかく受診してみてほしいと思います。会ってみて、「合わない」と思ったらさっさと次に変わってください。「信用できない」とか「会いたくない」とか思ったときにそのまま治療自体を中断してしまう人がいて、それがとても心配なのです。面倒くさくても新しい人間関係を早く探し直してほしいと思います。

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