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早歩き

職場で、見かけるたびにいつも前屈みで早歩きしている若い女性職員がいます。ちょっとうつむき加減で、身体を斜めにしていつも忙しそうです。

<何をそんなに急いでいるのかしら?>と思いながら、ふと、わたしの若かったころを思い出しました。

「先生はいつも歩くのが速いから追いつけませんよ。しかも、いつも下向いて考え事をしているみたいだから声も掛け辛くて・・・。」

同僚の先生によくそう云われていました。そんなに早歩きしている意識もないし、考え事をしながら歩いているつもりもなかったので、「そんなことありませんよ~。」と反論していました。今も当時と何も変わっていないつもりでいましたが、そんなわたしが、こうやって彼女の歩く姿に目を留めるということは・・・これが<若さ>なのかもしれません。たしかに今は、意識して急ぎ足で歩かないと彼女には追いつけませんし、何か声を掛け難いオーラが表情から漂っていました。したいこと(というより<しなければならないこと>)がたくさんあって、歩いている時間も勿体ないと無意識のうちに思っているのかもしれません。頭の中では、まず何をしてその次は何をしよう、と段取りを組み立てているのかもしれません。

本当は歳とともに時間の重要度は高くなるというのに、したいことも多くなるというのに、動きは若いころよりはるかに緩慢です。それでも、ちゃんと無駄なく仕事をこなしています。これが<経験>というものなのかしら。

「もっとゆっくり歩いたら?」と云うのもあまり意味のある助言とは思えませんし、ただただ「今日も頑張ってるな!」と眩しく眺めていることにしました。

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