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夜勤明け

先日、あるガソリンスタンドで「特定業務従事者健診」がありました。簡単に云えば、「夜勤業務をする人たちの健診」です。

ご高齢の方が多かったのですが、中にとても不機嫌なおじさんがおりました。
「今日は夜勤明けです。」・・・診察をしようと呼び入れたら、最初にそう云いました。
「夜勤明けに受けたくないから、『改めて近くの病院で受ける』と云ったのだけど、『それなら自費になる』と云われたからやむを得ず来たんだ!」

夜勤明けのままで「カラダがきつい!」ということもあるかもしれませんが、「もし検査結果が悪くてもそれは『夜勤明け』のせいであって、本来は悪くないはずなのだ」ということを主張したい様子でした。「本来、夜勤勤務が健康状態に悪影響を与えないかを調べるのがこの健診の目的ですから、夜勤明けに調べるのは一番良いことですよ。」と、なだめる様に話しましたが、彼らにしてみたら、病気を見つけ出されるのは<迷惑>なのです。それは、直接雇用に関わる問題です。病気が見つかったら解雇されるかもしれないという危機感をもっているように思われます。

以前、健診で異常を指摘されたから翌日すぐに近くの医院に行って再検査をしてもらったら「問題なし」の評価を受けた。だから、健診結果を「異常なし」に書き直してほしい!と主張してきた人がおりました。定期健診の結果は自分の健康状態の評価であり、悪いところは早めに改善させましょう!・・・私たちは単純にそう思っていますが、不況下の今の世の中、健診結果が悪いという評価は、<迷惑>以外の何者でもない様子です。

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