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脳ドック

プロ野球の若いコーチが練習中にくも膜下出血で倒れて、結局亡くなられました。若い人のクモ膜下出血は、多くが先天性の動脈瘤か動静脈奇形が原因だと考えられます。彼もそんなものだったんだと思いますが、残念ながら若い人はよっぽどのことがないと脳の検査を受ける機会はありません。彼は前触れのような頭痛があったことがインタビューの映像から分かっていますが、だからと言ってアスリートである彼が病院に行く可能性はやはり低かったと思います。ただ、おかげさまで、突然「脳ドック」の問い合わせが殺到しています。だれかがテレビで「若い人は脳ドックを受けるべきだ」と云ったとも聞きました。芸能人が心筋梗塞になれば心臓ドックが、脳梗塞になれば脳ドックが、前立腺がんになれば前立腺ドックが人気になる・・・やはりテレビの影響はとても大きいものだと思います。

そんな中、うちの職員さんが、「先日、友人から電話があって、『ちょっと頭がピキピキ痛いからMRI検査を受けようと思うんだけど、どこがいいかな?』と云うんです。」という話をしました。

何か最近こういう人が多くなった様に思います。<頭が痛い>なら、「脳神経外科や脳神経内科を受診する」というのが普通です。なのに、「MRI検査を受けたい」とか「CT検査を受けたい」とかそういう云い方をします。風邪をひいたから薬店で「ルルを下さい」と云うのと同じ感覚でしょうか?<最先端の検査を受ける>というのが魅力なのか、それとも<医者>という存在が信じられないという意味か・・・?どんな良い検査を受けたところで、その「頭痛」の解決に繋がらなければ何の意味もないと思います。やはり、まず専門医を受診して、診察の後で医者が必要だと思われた検査を受けるというのが一番無駄のない解決方法だと思うのですが、いかがでしょうか?

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