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内部障害

先日、熊本心臓リハビリテーション研究会に参加してきました。

今回の特別講演は、東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授の上月正博先生でした。この「内部障害」という聞き慣れないことば、みなさんはご存知だったでしょうか?いわゆる<肢体不自由>ではなく、<聴覚障害・言語障害・視覚障害>でもないもの、つまり心臓病や肺疾患、腎機能障害などの内臓の病気によって障害を受けているものを云うようです。心機能障害・肺機能障害・腎機能障害・膀胱/直腸障害・小腸機能障害・免疫不全(AIDS)に、今年4月から肝機能障害も加わるとか、ものの本には書いてありました。

医学的に派生した分類ではなく、基本的には身体障害者福祉法に則って障害者手帳を発行するお役所の視点からの分類のような気がしますが、たしかに内臓の障害は相当ひどくても外見からは理解してもらえないことが多く、駐車場や電車の中で肩身の狭い思いをする人は多いのではないかと思いますので、この概念が広く普及することはとても大切だと思います。

障害者の患者数として<肢体不自由>が全体の50%を占めていますが、ここ5年間あまり増えていません。脳卒中が激減したわけではないので、再発者が増えたと考えるべきだ、と上月先生は指摘していました。<内部障害>は約30%ですが、今これが明らかに増えているのだそうです。そしてもう一つの特徴は<重複障害>が増えている、ということだそうです。

※今回は、あえて「障碍」や「障がい」ではなく「障害」を使いました。

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