昭和の歌
ゴールデンウイークの4日と5日、連日でゴルフに行った帰りの車の中で地元FM曲の放送を聴いていました。流れてくる音楽は、歌謡曲も、演歌も、ポップスもアトランダムでしたが、夫婦二人して普通に歌えるところをみると、これはきっと「80年代の音楽」というくくりではないかと思いました。
まだバブルになる前の日本でした。友人が初めて<オートマチック車>を買いました。「オートマってどう?あれって、ムダにガソリンを食うんじゃないの?」などと訝しげに彼の車を眺めていました。他の友人は、自家用車にクーラーを付けたらバッテリーが上がってしまいました。「やっぱ、軽自動車にクーラーはムリかな」などと云っていた時代でした。でも、私のカローラも冬場によくバッテリーが上がりました。
高度成長の時代、何をするのも呑気に明るかったような気がします。ラジオから流れてくる音楽は、まさしくそんな時代の空気を一緒に漂わせてきました。その後にバブル期が来てバブルが弾けました。何をするにも暗い昨今です。将来が見えない、何の希望もない、そう世間が嘆いていますが、先日5年ローンで買った新車は絶対にバッテリーが上がることはなさそうです。ナビだとかキーレスエントリー(私のは違いますけど)だとか、当時では想像すらできなかった夢の未来カーです。故障もほとんどしなくなり、「1年後までは点検も要りません」と断言されました。
そう考えると、「当時はいい時代だったなあ」なんて云ってるのはたしかに見当違いかもしれません。ただ・・・やっぱり、確実に歳は取りました。
今日は東京の友人が手術を受ける日です。無事に成功することを祈ります。
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