歩く。
先日、私用で上京しました。二泊三日の旅程はかなりの過密スケジュールでした。本当に東京という街は歩きます。とことん歩きます。エレベーターやエスカレータを可能な限り使わないことにしているわたしにとっては、さらに階段も途方もなく多い街です。
羽田空港の端っこに着いてからいくら歩いてもなかなか空港の出口が現れず、都営地下鉄のホームはとことん深く、新宿駅から地上に出てみたらホテルはJR新宿駅のちょうど反対側でした。翌日以降もそんな調子で、とことんムダ(?)に歩きました。ただ、ちょっと不思議なことに気付きました。約一ヶ月前のゴルフ中にひどくした左膝痛・・・回復が芳しくなく、仕事場や自宅の階段を上るときにいまだに関節が軋むような痛みに見舞われていたのですが、そんな膝の痛みを上京中は一度も感じなかったのです。ついつい膝痛のことを忘れて、重い荷物を抱えて長い階段を駆け上がったり横断歩道を走ったり・・・そんな繰り返しだったのに、です。ところが、そんな忙しい旅から帰ってきて、そのまま仕事場に行きましたら、最初の階段でまた軋みが再発しました。つまりは、東京に居た間だけ治っていたことになります。「気圧の問題か何か?」と妻は実(まこと)しやかに云いましたが、そんなことはありますまい。たまたまなのかしら?でも、なあ。
何でなのかわかりませんが、今となっては膝痛の恐怖が全くなかった上京中に帰れるものなら帰りたいところです。膝を気にしていない(忘れていた)ために、かえってムリに庇(かば)わなかったのが良かったのかもしれません。
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