別人かと思った。
先日、多くの施設が一同に会する会合があり、うちの施設の代表として参加しました。わたしの席の隣りには、今度新しく某施設の施設長になられた先生の名前が書かれていました。もともと臨床の場の部長をされておられた方で、わたしが世話人をしていたある研究会で最後にお世話になったのはかれこれ3~4年前だったと思います。
久しぶりにお会いするのでちょっと緊張しましたが、隣りに来られて誰かと話している恰幅の良い男性はわたしの知らない人のように見えました。お忙しくて結局代理の方が来られたのかな、などとちょっと落胆しましたが、それでもそっとその横顔を覗いてみたら、何となく面影が・・・。思い切って声をかけてみましたら、当のご本人でした。
「歳とったなぁ。」・・・それが素直な印象でした。口元にも眼光にも、当時の鋭さがまったく消えてなくなって、まるで「好々爺」に見えました。高々3~4年の違いだけなのに・・・まったく別人のようです。
そう考えると、この施設長とほぼ同世代の、昨年13回忌を迎えたわたしのボスの遺影の写真は当時のままの若さだったことを思い出します。彼の奥さまが「わたしだけおばあちゃんになっていくのね!」と語っていたのが印象的です。
わたしはあと10年後にはどんな風貌になっているのでしょう?どこかで医者として現役で働かせてもらえているかどうかもわかりませんが、できるならばできるだけ若く輝いていたいな、とそんなことを会合の場で思いました。
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