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どっちも悪い。

先日、あるトラブルがありました。あまり詳しくは書けませんが、ある職員の家族が職員の知らない間にその職員の上司の携帯電話に苦情の電話をかけたのです。仕事で疲れていたその上司もついに激怒してしまい、お互いに感情がぶつかり合ったところで電話は終わりました。結局、その中に入った職員が困りました。泣き崩れている家族に気付いてすぐさま上司の携帯にお詫びの電話をしましたが、上司は聞く耳をもたずに<けんもほろろ>。家族の話を聞いてみると、自分のことを心配してくれての行動で、ちょっと早とちりではあったけれど理には適っていると思う。昔一度その上司とトラブルのあった職員は、「またか」と落ち込みました。

翌日、上司はまだ怒りが収まりません。朝になっても詫びにも来ない。こういう場合は下の者が「すませんでした」と云いに来るのが礼儀ではないか!と思っています。一方、部下の職員もまた心が収まりません。家族の言い方が悪かったかも知れないけれどすぐに詫びの電話をしたのにあの云い方はないじゃないか。朝になっても声もかけに来ない。どうせあいつはその程度の男だ!と思っています。話を聞いた他のスタッフは「この場はとにかく部下が形だけでも『昨日はすみませんでした』と上司に云いにいくのが一番収まりやすい方法だ」と思っているようで、彼は半ば四面楚歌状態です。職場にとても重い空気が流れています。

さて、客観的に見て、どれがベストな対処でしょうか?お互いに相手が悪いと思っているようですが、傍から見ればどっちもどっち。同じくらいの非があるように思いますし、ただの子どもの喧嘩に見えます。わたしは、朝一番に上司が部下のところに行って、「昨日は、疲れていてご家族についきついことを云ってしまって悪かった。突然、怒られて戸惑ってしまったために、なかなか本意が伝わらなかったかもしれないから君からも誤解されないように説明しておいてくれないか。」と云うのが管理者である上司の<大人の対応>だと思っています。本心かどうかはどうでも良いことです。「そんなことをしたら相手がつけあがる」と思っているうちは、まだまだ上司の器ではないのかな、と思います。

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