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夢のやせ薬?

一昨日、こんな記事がリリースされました。

夢の「やせ薬」作れるかも 脂肪減らすたんぱく質発見>(朝日新聞)

免疫細胞が悪玉コレステロールを取り込むときに作られる「AIM」というたんぱく質を脂肪細胞の中に入れると、血糖から脂肪酸を合成する酵素の働きを抑えたり脂肪細胞の中に溜め込んだ脂肪滴を分解させることができることを東京大学の宮崎徹教授(代謝遺伝学)のチームが発見した、というものです(米国医学誌:セル・メタボリズム)。太り始めると血液中のAIMの濃度が高まって太りすぎを抑えるのだけれど、その能力を超えて脂肪が増えると肥満になるらしいです。つまりこれをクスリとして補充投与できれば、「食事制限せずにダイエットできる?」という期待がもたれているのだとか・・・。

前日に共同通信社を通して医者向けのメーリングリストにもこの情報は流れてきていました。マスコミは、こういう話題には瞬時に反応しますね。感心します。そしてまた、科学者はこういう研究が大好きなようです。・・・が、わたしはこの手の研究発表が出る度に心配になるのです。もともと質素倹約の生活をしていたFさん。ある時<ぜいたく>の世界を知ってしまったらもう元の生活には戻れなくなりました。いけないとは思いつつも見る見る膨れあがる借金。想定外の借金状態にもはや自己破産寸前!そのときにどこからともなく<親戚>と称する紳士がやってきて「借金をチャラにしてあげる」と云います。「親戚だから見返りは要らない。これからも肩代わりしてあげるよ。」と云うのです。

と、そんな感じ。もともと体内にある物質だから大丈夫!と云うのが一番心配です。微量の存在でうまくバランスをとっているたんぱく質はたくさんあります。ところがそれが持つ機能を最大限に引っ張り出すためにそればかりを大量につぎ込んだらどうなるか?体内の代謝系バランスを人為的にいじくり始めたら・・・杞憂であればいいのですが。

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