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要再検

健診の結果報告書をきちんと読んだことはありますか?

健診の結果の判定は、ほぼどの健診機関でも同じで、「異常なし」「軽度異常」「経過観察」「要再検」「要精査」「要治療」「治療継続」に分けられます。ふつうは「要精査」と「要治療」には医療機関宛の紹介状(診療情報提供書)が同封されることになりますが、「要再検」にはそれが付きません。付かないのに「1~3ヵ月後にはどこかの医療機関で再検査をしなさい」と云っています。そんな健診界の常識が、どうも皆さんにうまく伝わっていないように思います。

「『再検してください』とは書いてあるけど、どこでどうしたらいいか指示されていないし、紹介状をくれるわけでもないので、病院に行きようがない。」「手紙が付いていないのだからそんなに悪くないのだろう。そんなに気にしていない。」・・・受診者の方からそんな意見をよく聞きます。「要再検」というのは、<今すぐ精密検査や治療をする必要はないけれど半年や1年後ではもしかしたら手遅れになるかもしれない>もの、あるいは<これからまず運動や食事に注意して生活の改善をしてみてそれでデータの改善が得られるかどうか3ヵ月後に確認してもらいたい(それで改善がなかったら薬の治療を始めてほしい)>ものなどが多く、どうしてもこの中間的な振り分けが必要になるのです。もっとも、健診施設側としても、どっちつかずの中途半端な結果に対して、責任逃れ的な逃げ道に使っている部分も否定できません。どうせ「3ヶ月後に再検」と判定しながらも「来年の職員健診まではこのままだろう」と確信犯的に判定しているところが正直あります。

このような玉虫色の部分を払拭できるように、うちの施設では「要再検」の一部を「要精査(3ヵ月後)」として紹介状を発行するようにし始めました。

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