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負けず嫌いと記憶

先日、知り合いの社長さんとゴルフをしていて、昼食を取りながら交わした会話です。

「最近、本当にいろいろな言葉をすぐに思い出せなくなりました。」
「先生はだいたい5分以内には思い出せますか?」
「5分?いや、それはムリです。しかもやっと思い出したと思っても、ちょっと違うことを考えた途端にまた消え失せて一からやり直しになることも少なくありません。」
「わたしは、全部思い出すのに最近20分もかかることがあるんですよね。先生はそんなことはないでしょ?」
「20分ですか?それは絶対わたしにはないです。」
「ですよね。わたしは年取ったなあとつくづく思います。」
「いやそうじゃなくて、私は20分も考える前にさっさと諦めますから、絶対それはあり得ません。どれだけかかっても必ず思い出す社長さんはやっぱり偉いですね。」

たしかにゴルフで一緒に回るメンバーのスコアやパット数まできちんと覚えている人ですから、「思い出せない」ということがイヤなのは良く分かります。分からないまま放っておくこと自体ができない性格なのでしょう。この<負けず嫌い>の性格だからこそ会社を大きくできたのだと思います。

脳は使わなければ必ず衰える(呆ける)というのは今や常識です。思い出せようが思い出せまいが、とにかく思い出せるように頑張って考える行為が一番重要なのだと、脳科学者が口を揃えて云います。必ず100%思い出すこの社長さんとさっさと考えることを諦めるわたしとでは、老化の速度に歴然とした差が出てきてもしょうがありませんね。

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