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健康食(後)

「日本食は、減塩さえしっかり意識できれば、少なくとも日本人には必要十分条件を満たす理想食である」ということは、おそらくわたしたちのような専門家のみならず、一般社会の皆さんも普通に分かっていることだと思います。

「健康にどんなに良いか知らんが、おいしくないものを食べて長生きしてもつまらん!」 ・・・メタボのお腹をかかえて、そう吠えている男性諸氏は少なくないことでしょう。そんな声を傍で聞いていると、妙な違和感を感じるのは何故なのでしょう?「最近、肉を食べたいとは思わない。むしろ魚の煮付けなどが恋しい。」「油モノはちょっと辛いことがある。別になくても良いかなと思うことが多くなった。」・・・10年前、20年前に自分のカラダとココロが強く要求していたことにいつの間にかズレができている・・・そんな感じを抱く人は、わたしの世代には多いのではないでしょうか。

ヨーヨーダイエットの話題のときにも、あるいはBOOCSダイエットのときにも書きましたが、人間はその場の自分の気持ちに素直に従って忠実に実行すれば必ずその人の理想の姿に集約していくはずだという真理に、これも似ているような気がします。若いときから理屈に囚(とら)われずにいろいろな食習慣を経験していくうちに、いつの間にか嗜好が変わっていくことを「歳を取った」というのかもしれませんが、少なくとも冒頭のような食生活をすることが何も苦にならなくなったのは、わたしが日本人だからなのかなと思っています。

「こんな、味も何もないものを食えるか?」と今吠えている人も、舌の味蕾さえ壊れてしまわなければ、きっといつかわたしの云っていることが分かるようになると思います。

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