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ベクトル

現場がどうもうまくいっていない、やる気が感じられない、と云うのです。

そう相談されて、わたしはスタッフのそれぞれに直接会ってじっくり話を聞きました。その結果わかったことは、それぞれのベクトルが微妙にみんなずれてしまっているということ。それぞれが考えていること、それぞれが感じていること、そのどれをとっても何ら悪くないし、より良いものを作り出すためにはどうしたらいいのかという夢を皆が各々に持っています。そのためにこんなことをしたいと考えています。ところが、周りの人はそれを感じてくれていませんし、むしろ逆向きに考えていると思っているのです。

この組織ができたころ、それぞれの専門職が知恵を出し合って同じ方向にあるレベルの高い健康支援を目指していました。みんなのとても生き生きとした目が印象的でした。そこにいつの間にか微妙な亀裂が入り、ギクシャクしてきている。一体何故なのでしょう?仕事内容が増えて疲れが溜まってきている?自分だけが仕事を多くさせられて損している気がする?君は考えが甘いんだ!そういう君は他人の話を聞こうとしないじゃない?・・・徐々に生まれてきたそんな不平不満が不協和音を生み出してきていることは明白です。でも、だったらどうしてもっと皆で腹を割って話し込まないのだろう?上司も妙にオブラートで包んだ注意の仕方をする。どうしてストレートに云わないのだろう?

わたしが応援するJリーグのサッカーチームがなかなか勝てません。サッカーでは選手たちだけでなくスタッフも含めた全員が完全に同じ方向にベクトルを向かわせないと勝てません。このときに何をするか?とことん本音で話し合うしかないのです。思っていることはすべてを声に出して訴えなければ、相手にはわからないのです。わからないままに想像をするからどんどんずれていくのです。とにかく、もっと本音で話し合え!・・・彼らに云えたアドバイスは、結局それだけでした。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

 度々書き込んでスミマセン。
 
 実は私、数年前まで陸上自衛隊に所属しておりました。医療チームの一員として、とある国に派遣される予定だったのですが、医官・看護官・その他のメンバーの不協和に愛想を尽かし、退職してしまった経歴を持ちます。
 当時はどうしたらいいのか分かりませんでしたが、昨年「ホ・オポノポノ」というハワイの問題解決メソッドに出会いました。
 
 このメソッドを広めているヒューレン博士は、ハワイにある犯罪者専門の精神科病棟を丸ごと浄化(?)したそうです。
 するとスタッフは仲良くなる、患者はよくなって皆退院してしまう。終いには病棟が閉鎖された、という伝説(?)があります。
 
 「うそくせ~(笑)」と思いつつ、セミナーに参加して、ヒューレン博士に直接お会いしたところ「これはいける!」と直感で感じました。

 ものは試し。HPもありますし、色々な本も出ています。職場環境の改善に役立てて下されば幸いです。

投稿: コン | 2010年8月16日 (月) 22時39分

コンさん

いつも書き込みをありがとうございます。
是非機会がありましたら読んでみたいと思います。

うちのスタッフたちは皆本当に仲が良くて、そのためにかえってお互いに気を遣い合っているように見えます。だからこそまどろっこしい感じがします。

投稿: ジャイ | 2010年8月17日 (火) 06時16分

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