優先順位
「あなたにとって、この案件の優先順位を何番目に定めているか知らないけど、少なくともわたしにとっては第一番目なんだよ! 一体、いつまで放ったらかしておくつもり?」 ・・・今の組織に入ってもうすぐ10年になりますが、これまでに何度こんな場面に出くわしたでしょう。
「あれはどうなった?」
「あ・・・もう少し待ってください。」
「忘れてたんじゃないの?」
「いいえそんなことはありません。少し根回しに時間がかかって・・・。」
簡単なことは優先順が低くてもすぐに済ませるでしょう。本人もあまり気が進まない案件なんだろう、だからついつい延ばしたくなるのだろう、と思うこともあります。あるいは、それが重要案件であることはわかっていても、それよりももっと重要な案件が10個あれば自ずと11番目になるわけで、「それはやむを得ない」と誰もが思いがちです。でも、組織が速度を鈍らせずに進むためには本当はそれではいけません。
「あなたにそれができないのなら、それはあなたの実力不足なのだから、もっと自分をわきまえて、いつまでも抱え込まずにさっさと仕事を他人に渡しなさい。少なくとも、わたしの案件はわたしが直接交渉しに行くから、今すぐ返しなさい!」
・・・そんなことをガン!と云ってやりたいのだけれど、そんな堪忍袋の緒の切れ方をしたのは今までに数回しかなく、多くが口を振るわせながらも妄想に終わってしまうのです。・・・2日続きのストレスマンの独り言。
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