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味覚

先日コンペが行われた某ゴルフ場。高速道路を使ってはるばる出かけたのですが、そこの昼食が「とにかく不味い!」という噂でした。「申し訳ない」と、そこを選んだ幹事からはお詫びのメールが入ってきました・・・「なんとカレーさえアウトのようです」と。

私は意に介さずうわさのビーフカレーを注文しました。「えっ!先生はチャレンジャーですねえ!カレー食べるんですか?」と近付く人毎に驚いていましたが、注文と入れ違いのように速攻で持ってこられたそのカレーは、食べてみたらごく普通の味でした。まあ、基本的に私の辞書に「不味い」という日本語はないので、「先生の感想は当てにならない」というのが皆の評価ですが・・・。やれ牛丼がパサパサでふりかけみたいだとか、味噌汁は味噌にお湯をかけただけだとか、極めつけはお茶漬けを「もう勘弁して!」と言って半分残した輩まで・・・妙に大騒ぎになっていました。

「そうかなあ・・・。」
皆さん本当にグルメのようですが、正直な感想を云うと、「不味い」ということばを簡単に使いすぎじゃないかしら?・・・私はつくづく安物の舌で良かったと思います。料理の専門家が食したら口を揃えて「不味い」というのかもしれませんが、私はごく普通に美味しくいただけました。安くして満足感を得られるなんて、何と幸せなことか。「味覚」というものの価値は、高級食材の食感や有名料理人の作った料理の味をきちんと分かる(いわゆる「格付け番組」のあれ)ということよりも、たとえ[鈍感」と云われようとも、いかに何でも美味しくいただけるか?なんじゃないかと思います。「若いうちから良いものをたくさん食べさせて良い物の味を分からせる」ことより、「何でも美味しい」と感じられる前向きな味覚を養わさせることの方がずっと幸せな人生になるような気がします。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

 同感です。
 私も陸上自衛隊勤務時代、山の中でバサバサの缶詰ご飯を「美味い、美味い。」と食べていました(笑)。

 
 看護学校時代、「ガイドブックに載ってる老舗のカレー屋に行きましょう」と誘われました。
 誘った方は一口食べた途端に「美味しい! 全部あげる」と私に押し付けてきました(笑)。
 どうも看護業界では「ガイドブックに載っている」「値段が安い」が「美味い」という意味らしいです。

 果たして「美味い・不味い」とは?

日本の皆さん、「食」そのものを見直してみては?。
 私は以前飲食系でバイトしていたとき、大量に廃棄される食材を見て日本に怒りと不安を覚えました。

投稿: コン | 2010年10月16日 (土) 08時30分

コンさん
 
私の友人は、お気に入りの店を決して他人に教えません。 
 
『あの店が美味しいと思うよ』とある友人に紹介したら、その友人が食べに行って『何が美味しいのか理解できん』と言ったからだそうです。味覚は千差万別。自分のお気に入りは、自分だけが楽しむのが一番でしょうね。

投稿: ジャイ | 2010年10月16日 (土) 16時00分

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