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尻切れトンボ(後)

子どもの頃から絵を描いたりモノを作ったりするのは苦手でした。基本がクリエーターではないので発想の乏しいわたしはとりあえず堅実に写実的な写生や工作を始めます。とても微細なところまできちんと描き始めるので「細かいところまで丁寧」という評価を一旦受けるのですが、そのペースでは到底時間内に作品ができあがりません。クラスメートの多くが終わって遊んでいる中、少数派の未完成組に入ると、飽きて一気に嫌気がさしてきます。最後はどうでも良くなって、ついいい加減な仕上げをして提出・・・結局大した作品は残していません。わたしのことを「絵が得意だった」と記憶している同級生が割と多くいますが、それは図工時間の初めの方を記憶しているにすぎません。あるいは時間の間中ねっとりと静かに描いている姿しか記憶できていないからかもしれません。

緻密な計画をたてるのですが、その通りに行かない状況が続くうちにどうでも良くなったり、壮大な夢を語って取り組み始めるのに遅々として進まずポシャった企画だとか、わたしの人生にはそんな尻切れトンボの品が星の数ほどあります。

あれ。何を書くつもりだったかしら?このブログの文章も、だから冗長にならないように、興味があってもなくてもすぐ読み終わるように、そう思って始めたというのに今回も何をこんなに長く書いているのやら。

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