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かかりつけ医にいつ行く?

昔、必ずあった「かかりつけ医」。子どものころから診てもらっているから、何かあったら相談できる、そんなお医者さんが必ず居ました。核家族化したり知らない町に住む若者が増えたためだけではなく、国民の専門医志向、大病院志向の影響も受け、「何か町医者は信用できない」みたいな風潮が生まれてきたのはいつ頃からでしょう。

そんなかかりつけ医の復権がこれからの国民の健康を取り戻せるかどうかの大きなポイントになるだろうと考えられています。そこで、健診機関としても受診者の各々ができるだけ行き易いクリニックを推薦したいと思うわけですが、どこを紹介したらいいか、意外に悩むものです。職場に近いところで昼休みにちょっと行けるのがいいのか、自宅に近くて土曜日などの休みの日に行き易いのがいいのか、あるいは仕事から帰る途中にあるのが一番都合がいいのか・・・。わたしは勝手に、自宅近くの土曜日に開いているクリニックが理想なのかと思っていましたが、どうもそうでもないみたいです。たしかに、せっかくの休日を病院受診なんかで潰したくないと思う気持ち、自分に当てはめてみたら良く分かります。同様に病院受診のために有給休暇を取るのに躊躇する人も少なくなく、これにはその他に、「自分の私用で職場の人に迷惑をかけるのが申し訳なくて休めない」という理由をあげる人も多く居ます(現場は意外にそんなこと考えてないのに、自分で勝手に気を遣っている感じ)。

「『忙しい』と云って、平日に仕事を休んで病院に来るくらいのことができない性格だから心筋梗塞になるんだよ!一人くらい数時間居なくったって誰も困らないんだから!」・・・昔、循環器内科の同僚先生がいつもこう吠えていたのを思い出しました。

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