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子どもの塩分摂取

「日本人は3歳児でも塩分の過剰摂取例が多い」

先日送られてきた日経メディカルの記事の中に、こういう内容の学会報告が載っていました。第23回国際高血圧学会(バンクーバー)で国立病院機構九州医療センターの研究成果が報告されたものです。

2008年4月から1年間、3歳児健診にきた1424人の3歳児について尿中ナトリウム、カリウムなどの測定と食習慣に関する質問票の分析をしたところ、
・第一子の方が第二子以降より尿中ナトリウム排泄量が少ない。
・間食を食べる子は食べない子より尿中ナトリウム排泄量が多く、Kaup指数も高値。
・果物を食べる子は食べない子より尿中カリウム排泄量が多く、Kaup指数が高い。
・「塩分の取りすぎに注意している」保護者は注意していない保護者より年齢が高い。
・保護者が注意していてもしていなくても尿中ナトリウム排泄量に差はなかったが、尿中カリウム排泄量は注意している親の子の方が明らかに高い。
 注)Kaup指数:子どもの発育状態(肥満度)判定の目安になる値
 注)「尿中ナトリウム排泄量が多い」とはナトリウム(塩分)の摂取量が多いということ

世の若いお母さま方、自分の子どものころには気にもしていなかった食習慣のことを、自分のことは棚に上げて注意するのは大変ですけれど、わが子のため、ひいては自分の健康のため、一念発起して注意してはいかがでしょうか。ただ・・・現代の日本人は昔考えられていたほど<中庸>が得意ではなく、「ほどほど」というのが難しいようで、「注意する」と云えば極端に制限したりしますから、かえって心配ではありますけれど。

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