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にわか監督

世のプロスポーツ観戦の風景の中に必ず居るのが、<にわか監督>たちです。

「何やってるんだ!」「そこは左じゃなくて右だろ、バカ!」「遅い!」「おいおい、やる気はあるんか?」・・・彼らの厳しい指摘とヤジは後を絶ちません。必ずしも経験があるわけではない、むしろ本格的にやったことがない輩の方が多いような気がしますが、彼らにはどのスポーツの場合でもひとつの特徴があります。基本的に彼らは文句だけしか云いません。「プロなのだから上手くやるのは当たり前」というスタンスなのかもしれませんが、彼らのいらだちだけが観客席を包むので、場の全体が殺伐としていきます。

わたしが良く行くサッカーの観客席には、そんな<にわか監督>の他に必ず褒め殺しのサポーターも居ます。「うまい!さすが~」「やればできるじゃな~い!もうひとがんばりしよう!」「そこだっ!よっしゃー!」・・・別に技術的なアドバイスをしているわけではありませんし本当はかなり甘いのかもしれませんが、彼らの煽(おだ)て文句はそれでなくても沈みがちになっている(負けていることが多いから)観客席を一気に和ませてくれます。もし選手たちに聞こえているならば自らを鼓舞する力になれるだろうと感じます。

<にわか監督>もそんな褒め殺しサポーターも、求めていることはきっと一緒なのでしょう。どちらもチームを愛し、選手たちにできるだけ良いパフォーマンスをして欲しいと願う一心だと推測できます。それでも、全く逆の表現形になってしまうのはなぜなのだろう?そんなことを考えながら、自分自身に置き換えてみました。どうだろう?自分は部下たちや上司たちに対していつもどっちの表現形を選択しているだろうか?・・・ちょっと自信がありません。

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