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市民公開講座

土曜日の午後に、日本高血圧協会主催の市民公開講座を聴きに行きました。

「自分の専門分野の話なんか、聞きに行く意味があるの?」と云われました。もちろん、大いにあります。大学の先生方はどんなお話をするのかを勉強することも大事ですし、循環器の第一線から離れると新しい情報を得にくくなります。自分が皆さんに話している内容が偏ってないか、間違ってないかの確認作業はとても大切です。でも<自分が高血圧症の患者である>という事実が一番大切かもしれません。専門分野の病気に自分が罹っていると、誰も自分の治療に対して助言をしてくれないからです。

90分間に3人の先生のお話・・・高名なる大学の先生方には大変失礼ですが、ほとんど理解できませんでした。私が感じた素直な感想は、「私って、ものすごく話が上手いんじゃない?」ということ。早口だとか滑舌が悪いとかいう致命的な問題はさておき、今目の前に居る皆さんに如何に理解してもらうかという気持ちがあれば、そんな話し方は絶対しないだろうなと、つい苦笑いしてしまいました。医療者向けの内容をつくり直す時間がなかったのかもしれませんね。

それにしても、私自身、最近講演をしながらどうしたものかと自分で悩むことがあります。わざわざ人を集めて話すことといえば、いかに痩せるかということばかり・・・いかにしたら食べたいものを食べないですみ、いかにしたらゴロゴロしない生活を送れるか・・・どこかおかしいと思います。良い人生を送るための助言のようで、実は戒律厳しき修行僧の教えを自分の生活は棚に上げて白々しく説いているような・・・私たちが今生きている目的は何なのかしら、と哲学的な自問自答・・・何かそれを少しでも変えたくて、いまだにもがき続ける日々です。

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