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減量ダイエットと睡眠

減量のためにカロリー制限していても睡眠不足では効果が落ちる、という報告がアメリカから報告されました(Nedeltcheva AV,et al. Ann Intern Med 2010; 153: 435-441)。

シカゴ大学グループは、睡眠時間の減少がカロリー制限ダイエットの効果に及ぼす影響を検討しました。その結果、14日間の中等度カロリー制限ダイエット敢行で、脂肪の減少は<睡眠時間8.5時間群1.4kg vs 睡眠時間5.5時間群0.6kg>、除脂肪体重の減少は<睡眠時間8.5時間群1.5kg vs 睡眠時間5.5時間群2.4kg>でした。つまり睡眠不足群は十分な睡眠群に比べて、脂肪は半分しか減らず逆に除脂肪体重(筋肉など)は60%も減量したことになります。運動を絡ませずに食事だけで何とかしようとダイエットに励んでいる方、あるいはCRを敢行している方にとって、効果を発揮させる必要条件は「十分な睡眠」だそうです。

以前「寝ない子は太る」という報告を紹介しました。基本的に人間のホルモンは夜の睡眠中に一番活性化され、消耗し壊れたりしているものをしっかり修復する時間に当てているのだと考えると理解しやすいでしょう。ただし、睡眠時間はただ長ければ良いというものでないことも周知の通りです。長すぎる睡眠はむしろ睡眠障害(質の悪い睡眠)の可能性が高いと云われているのです。

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