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良心

「お母さんがね、プラスチックの容器を洗わないで捨てるのよ。ラベルも剥がないから、『そんなんで良いの?』って叱ったんだけどね、『それなりにしてるけどこれ以上はしょうがないじゃない』って云うのよ。」

熊本では10月からプラスチックの分別収集が始まりました。最初はブチブチ文句を云っていた我が家も、根が真面目な夫婦なもので、1ヶ月もすれば意外にきちんと分別できています。そうすると、他の人のいい加減さが妙に気になり始めるものです。「へ?こんなんここに出してもいいものなの?」と驚くような出し方をしている袋を収集場所で見かけると、ちょっとあっけにとられてしまいます。自治会のおじさんおばさんたちが朝早くから収集場所に立って見張りをしているところがあるのも分かります。

この手の決め事は、基本、各々の良心によって成り立っています。「ルールを守りましょう」と云ったところで、「守っている、守っていない」の考え方自体に個人差があり、「これぐらいはいいさ、わかりゃしないさ、大勢に影響はないさ」と思う人も少なくない一般社会の集合体の中では、そう理想のようにはいきません。そうすると「なんでわたしだけが守らなきゃいけないの?ばかばかしい!」と云いはじめる輩が出始め、「全員がきちんと守らないと意味がないんだ!」と、ぎすぎすし始めるのです。わたしも、若い頃はずっとそう思ってイライラしていました。でも、年齢と云うものはこういうことも合わせて受け入れてしまうものですね。「やれる人からやれば良いんじゃないの?」と思うようになりました。心配要りません。そうしているうちに徐々に皆がそれなりにルールを守るようになり、守らない人が少数派になるにつれて守れない人はさらに減るでしょう。もともと無理難題をルールにしているわけではないのですから。そうやって社会秩序というものは守られていくものだと思っています。

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