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人気の店(前)

その店は、料理がとても美味しいことと店のスタッフの気配りが素晴らしいことで、『人気の店』ランキング上位にいつも位置しているそうです。

そんな店に先日、知人を招待するために予約をし、初めて行ってきました。団体さんの忘年会の予約が入っているためにカウンター席になりましたが、目の前では大将が休むことなく料理を作っていました。その合間に客の料理の進み具合をさりげなくチェックし、団体が出て行ったらすかさず次のパーテーションの切り替えを目くばせと小さなジェスチャーだけで指示していました。一方生ビールをお代わりしようかなとお姉さんの顔をみたらすでに彼女の手元には並々と注がれたビールがあり、「次も生ビールでよろしいですか?」とにっこり。もちろんこの強面(こわもて)の大将が作り出す料理の美味しいことは云うまでもありません。早すぎず遅すぎず、有りがちなコテコテ料理や山盛り料理はどこにも存在せず、かといって高級料理店のような”お上品な量”ではない、とても手頃な味と量。「・・・美味しいね。ここはすっかりわたしのお気に入り店になったわ!」と、酒を呑まない妻がとなりで満足げなのもよく分かります。

ただ、わたし自身が次にこの店を選ぶことがあるかどうかとなると、あまり自信がありません。何の不満もありません。むしろ今書き並べたように痒いところに手が届くすばらしいお店で、料金もリーゾナブル。騒がしくもなく静か過ぎもせず、人気店であることは来てみたらすぐにわかります。なのに・・・行きつけになるか?となると、どうも、「居心地が良い」という心境になれない。それは何故なのだろう?と帰りの車の中でずっと考えてみました。

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