« 太っていないのに | トップページ | 学校教師の健診 »

健診の心電図

わたしは循環器科医を名乗っているけれど、専門医資格は持っていません(諸般の関連学会の所属などの問題で何かとクリアできない条件がありまして・・・というのは言い訳ですが)。そして、わたしの専門は心臓核医学検査です。健診の心電図判読を担当しているけれど、心電図のエキスパートではありません。

健診の心電図を読むに当たってのポイントは、「専門医に紹介すべき所見かどうか」ということと、「急を要するものかどうか」という2点に尽きると考えています。そこにある期外収縮が心室性に見えるけれど先行P波があるので上室性かも?とか、この伝導障害は房室解離なのか完全房室ブロックなのか?とか、学問的には興味があるかもしれませんが、疑わしいものは専門医に委ねればいいことであって、健診医がそこに悩む必要はないのだと割り切ることにしています。だから、たとえ学問的な興味があるとはいえ、「そのメカニズムは?」とか「これは生理学的にどんな意味があるのか?」とか、そんな質問はNGですからね、優秀な技師さんたち!

循環器内科医だから循環器のすべてを事細かに分かると思ってはなりませぬ。大学病院の循環器内科教室の医者ならそりゃ詳しく知っておかないといかんかもしれないけれど、わたしは似非循環器科医なんですからね。心臓核医学検査のことであれば誰よりも細かくレクチャーしてあげるけど、心電図なんて学生時代から大嫌いだったんだから、分からないものは「わからん!」てすぐ云っちゃうんだからね。

心電図レクチャーするに当たり、これくらい防衛戦を張っておけば大丈夫かな?

|
|

« 太っていないのに | トップページ | 学校教師の健診 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 太っていないのに | トップページ | 学校教師の健診 »