師走
わたしは「師走」が好きです。
年末は坊さんが忙しく走り回るから「師(=僧侶)走」・・・今の風習とはちょっと違いますが、いずれにせよこの忙(せわ)しなさが好きです。本当に12月は過ぎるのが早くて、「あっという間」という日本語が一番似合う月だと思います。1月も2月も3月も早いですけれど、1月2月3月は心構えのある早さであって、12月のように「つい油断してたらもう大晦日!」みたいなアタフタさに欠ける気がします。
冬眠をしない私たち人間であっても冬の寒い中では明らかに活動量が減ります。明日は朝から部屋の片づけと大掃除をしよう!と思って寝るのに、翌朝は寒くてなかなか布団から出れずファンヒーターの前に鎮座していたらもう昼ごはん・・・なんてこと、あるよね~。こんな自己嫌悪の中で、日はすぐに過ぎていき、年賀状も書かなければ、これだけしないと年が越せない!と焦る、そんな毎日が好きです。そして、今年も中途半端なまま大晦日を迎えた!と後悔しながらも、午前0時になった途端に、「明けましておめでとうございます~♪」と何事もなかったかのようにリセットできる、とってもいい加減な幸せさが好きです。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 顔立ち(2024.10.10)
- フレイル(2024.10.09)
- 晩酌酒(2024.10.08)
- 豪雨災害(2024.10.04)
- 『後期高齢者の質問票』(2024.10.03)
コメント