おやじギャグ
これでもか!というくらいにおやじギャグ連発の山本晴義先生の講演を聴きながら、意外に場内がざわめかないのが気になりました。まああまりにもコテコテすぎるものもありますが、クスクスという声が出る程度なんて。これは、「くだらない!」とちょっと引いている場合と、何がギャグなのか気づいていない場合と2つの理由が考えられますが、なんか場内の反応をみていると意外に後者が多いのではないかなという印象を受けました。僕だけ気づいているの?もしかしたら考えすぎ?
さすがに年間の2/3を講演で走りまわっているだけのことはあって、山本先生のおやじギャグは講談師のように流ちょうに口をついて出てきてちょっと感動しますし、受けようが受けまいがお構いなしに押し通せるあの自信は、実にうらやましい限りです。わたしもそれなりの数の講演をしますが、何度も同じところで同じギャグをかませるだけの自信がありません。第一、自分に新鮮味がないのでわざとらしくなります。目論見通りにドッカーンと笑いを取れれば良いですし、全然気づかれなければそれも良しなのですが、気づいて下向いて侮蔑の目で失笑されるくらい辛いことはありません。とてもナイーブでプライドの高いわたしはすぐに傷ついてしまうのです。・・・まあ、それでも自分が気に入ってるギャグはまるで初めてしゃべるかのような顔をして何度も使ってしまいますが・・・。
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