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へたりこむ

先日、イヌの散歩から帰ってくる途中で急に妻の身体に異変が起きました。

「身体からチカラが抜けていく」・・・蒼白な顔色に尋常ではない状態が見て取れました。明らかな低血糖状態です。「何か買って食べたら?」と目の前のコンビニを指差すわたしを制してそのまま自宅まで辿り着きましたが、玄関のドアを開けるなりへなへなと倒れこんでしまいました。わたしは前日知人からもらったお菓子があるのを思い出しそれを掴んで大あわてで持っていきました。まあ単なる低血糖ですから、彼女はそれを1個口にしたらすぐに何事もなかったように元気になりました。

そういえば、そんな経験がわたしにも一回だけあります。中学時代でした。いつものようにバスケットボールの部活動をこなし、バス乗り場までいつもの道を歩き始めたのですが、何かがいつもと違っていました。大量の汗がしたたり始め頭がもうろうとし、歩いても歩いても前に進みません。息も荒くなりました。痛くも痒くもないのに何故だかチカラが出てこないのです。携帯電話などない時代、やっと這うようにして当時の県立病院の前の公衆電話に辿り着き、家に電話をかけました。迎えに来てくれた父と一緒に我が家の隣りの医院に行って診てもらいましたが、そのやぶ医者の下した診断は「空腹による低血糖」。簡単な点滴を受け、帰ってご飯を食ったらすぐに元気を取り戻しました。実はお腹の調子が悪かったわたしは昼の弁当にほとんど口をつけていなかったのです。

「低血糖」というのはこんな感じになるんだということをあのとき初めて知りました。本当にチカラが出なくなるんです。ガソリンが切れてエンストする感覚・・・ブドウ糖がエネルギーとして如何に重要かということを思い知らされました。

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