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眠って生きろ

睡眠障害(不眠・睡眠不足)の影響は、思いの外現代人の生活を蝕んでいるようですが、わたしたち医療人が常識だと思っているほどには一般社会の皆さんは重要視していない印象を受けます。それは、やはり「眠れない=病気」とは思っていない人が多い、ということなのだと思います。とても危機的状態だと云えましょう。

そんな中で、第35回日本睡眠学会学術集会(名古屋)の市民公開講座の記事を読みました。10年前に愛知医科大学に睡眠医療センターを開設した塩見利明先生のお話はどこかで一度聴いてみたいなと思いました。

「・・・『回復医学』という言葉を掲げました。いかに睡眠を健康に役立てるか、どうすればよりよい睡眠がとれるかについて、医学はもっと関心を持つべきだと私は常々思っています。(中略) 今回の講演タイトル『眠って生きろ』、そして『眠って治せ』ということを、私は今皆さんに一番伝えたいと思っています。・・・」

実はわたしも最近とても眠い。どうも夜中に眠れていないのではないかと懸念しています。「真夜中は別の顔」・・・無呼吸にはなっていないけれど、なんか苦しそうな顔をして寝ていることがあるよ、と妻が云います。もしやわたしが思っているよりもっと全然別の顔があるのやも・・・。

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