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タオ

<第三章 飯だけはたっぷり喰う>

世間が
頭のいいやつを褒めるもんだから
ひとはみんな
利口になろうとあくせくする。
金や宝石を大事にするから
盗人がふえる。
世の中が
生きるのに必要のないものまで
やたらに欲しがらせるから
みんなの心がうわずってしまうんだ。

だから道(タオ)につながる人は
あれこれ欲しがる心を抑えて
飯だけはたっぷり喰う。
野心のほうは止めにして
骨をしっかりこしらえるんだ。

みんなが
無用な情報や余計な欲を持たなければ
ずるい政治家や実業家だって
つけいる隙がないのさ。
そうなんだ、
無用な心配と余計な欲をふりすてりゃあ
けっこう道はつくもんだ、
行き詰まっても-。

『タオ-老子』(加島祥造 ちくま文庫)の一節です。「タオ」は「道」のこと。中国語でdaoかtao・・・daoが日本で「ドウ」と発音され、Taoは英語では「老子の教える道=道教」のことだ、などということをこの本のあとがきを読んで初めて知りました。般若心経こそ命!と思っていたわたしに、老子が、タオが、突然割り込んできました。嵌るかもしれません。

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