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寒い

「先生、寒くないですか?」・・・相変わらず半そでの白衣だけ着て歩いていると、今年の冬もスタッフによく聞かれます。
「寒いさ。だって冬だもん♪」・・・わざと笑いながらそう答えます。この天邪鬼のようなマゾヒスティックな行動が相変わらず好きです。

ことしの寒さは尋常ではありません(と、毎年思うのですが)。奥歯を噛み締めて、沁みるような寒さに耐えています。自宅でも、我が家の暖房装置はあまり充実していません(天井が高いのでエアコンはあまり用を成しませんし、結局ガスファンヒーターの近くに身を屈めて生活しています)ので、「暖かい」と感じられるのはふとんの中だけかもしれません。でも、九州熊本の市街地の生活であることを考えると、「寒いさ。だって冬だもん♪」・・・それで良いのじゃないかしら?先日宿泊ドックを受診された方が「いつも我が家は3℃以下なので宿泊室の室温が暑くて朝から窓を開けてしまいました」とぼやいていたのと同じように、わたしたちは子どものころから冬は寒い!冬だから寒いのはやむを得ない!と思って生きてきました。皆がコタツやストーブの周りに集まって身を寄せ合って冬を過ごしてきました。ところが<エアコン><暖房>という文明の利器が一般住宅に普及して家中を暖かい空気が包み込むようになったときから、「冬は暖かいのが当たり前だ」と自分のカラダが思い込むようになった気がします。「暖かくできるはずなのに寒いのは、何かがおかしい」とカラダのセンサーが主張します。ドアを開けて建物の中に入ったら暖かい空気に満たされているはずなのに、空調を切られていたために予想に反してヒヤッとしたときの落胆ときたら・・・。

白い息をはきながらグイグイひもを引っ張って寒い公園を嬉々として散歩している我が家のイヌたちを見ていると、やせ我慢して、「寒い、寒い!」と云って回っている方が自然なのではないかと思うようになった今日このごろです。

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