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低脂肪食

「やっぱ、アブラもんはカラダに悪いんでしょうね?お酒も止めた方がいいんでしょうね?」

ある74歳の女性受診者がそう質問しました。矍鑠(かくしゃく)とされて現役の社長をされている彼女は今でも週2回は会合を兼ねた宴席に出なければならないのだそうです。今回の健診結果を眺めてみると、胆石を認めた他は、体重が年々増加するだけで特に大きな異常はありません。いわゆる年齢相応の検査データ。年々太っていくわけだし、胆石もあるわけだから、たしかに敵は「高脂肪食と高カロリー食と酒」・・・ご本人のおっしゃるとおりなのですが・・・。以前、ある先生が、「わたしは乾杯したらさっさと薄い水割りに持ち替えてビールをついで回るから、ほとんど呑まなくて済む」と自慢されていました。「会合だから仕方なく呑んでいる」とか云っても、結局は好きだから呑むのであって、「精進料理をつまみながらウーロン茶を飲むくらいなら口実作ってその場には行かない!」とそのときに思ったわたしと、彼女は同じにおいがします。

「食事量に合わせて、胆のう・胆管が収縮して、胆汁が分泌されます。規則正しい食生活をして、過食は避けるようにしましょう。規則正しい食生活は、胆汁濃度を一定に保ち、胆石の生成を予防することにもなります。胃液の分泌を促進するアルコール、炭酸飲料、香辛料、カフェインを含む飲料は避けましょう。」・・・胆石・胆嚢炎に対する低脂肪食のレシピにコメントされた管理栄養士の宗像伸子先生のことばを読みながら、理屈で食事して楽しいのかなあ、とついついわたしの持論が浮かんできてしまいました。このご年令でこれだけ活躍されている方ですから、胆石がある、体重が重い、ただそれだけであれば少なくとも現状以上の摂生は要らないと思います。

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