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読むかなあ。

4月に入ると、いろいろな新しい試みが始まります。変更になったことについては、受診者の皆さまの受診案内を郵送するときに書類を入れて通知するのだそうです。

そんな通知文の原案をながめながら、ふと自分が受診者だったらどうだろうなと考えてみました。読めば、何が変わり、どんなメリットがあり、何を注意しなければならないかがわかりやすく書かれていますし、重要なところには下線も引かれて強調されています。でも・・・読むかな?少なくとも今年の職員健診のために渡された受診セットの中身をわたしはまったく読んでいません。「いつもとおんなじだから」と思っていますので、サインが必要なところも何も読まずに署名しました。改めてその受診セット内の文書をながめて見ましたが、重要下線がたくさんあります。そのどれが新しいのか新しくないのか、意外によくわかりませんが、まあ全体的に新しくなった感じがしないので、読み直さないまま仕舞いました。

おそらく世の中はそんなものなんじゃないんでしょうか。意外にこちらから伝えたいことは相手に伝わっていません。「こっちは伝えたのだから読まなかったのは相手の落ち度」的な権利義務論争は別にして、わかってもらいたいことを伝える文書は、それ自体をわかりやすくてシンプルなものにしたとしても、それがたくさんあればその時点でインパクトのない紙切れとして埋もれていき、相手が読んでくれるかどうかは運任せ・・・とあいなりましょう。そんなパンフレットばかり袋の中から出てきても・・・読まないだろうなあ。

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