自分は別物?
生活習慣病の予防に取り組む施設や病院の中で最近時々目にするのが、「生活習慣病の生活改善はまず職員から始めよう!」「自分たちが取り組むことが成功のカギ」などという話題です。
自分にできないことは他人に勧めても説得力に欠ける。まず自分で試してみれば当を得たアドバイスができる。・・・一応わたしも、できる限りそのことを意識しながら生活しています(できる限り、ですが)。もちろん、自分ができないからといってアドバイスは無意味だとは思いません。例えば自分が禁煙できないからといって患者さんに禁煙を勧める権利はない、とは思いません。でもやはり自分で頑張ってみた方が、アドバイスが具体的になって現実味が増す印象はあります。
当たり前のことだなと思いつつ、でもこんな話題が出るということは、いずこも同じ、健診従事者や病院職員は自分の生活を棚に上げている人が多いということでしょう。職員健診で診察の時にお会いする師長さん方は、毎年成長していくカラダを持て余しながら、まだ何も聞いていないのに口を揃えて「やせなきゃいけないんですけどね」と云いますが、同時に「しなきゃいけないんだけど忙しくてできないの」と言外のボヤキが聞こえます。仕事をしている限り無理です、とか、ついつい・・・とか、ほとんど健診受診者のメタボ腹のおじさんたちと同じ言い訳をしています。他の会社の人たちができるのですから、自分たちができないはずがないじゃないですか。自分たちの生活が特別だとかそれどころじゃないとか思っている皆さん、健康を扱う仕事をしているのだから、逃げるのを止めて他の仕事の人以上に工夫してみましょうよ。
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コメント
誠に勝手な言い分ですが。。 病院
とかお医者さんとか注射…が怖くて いつも何かに怯えながら 通院している私は。 医療者の方がフクヨカでニコニコしてくださっていたほうが なんか 安心できます
先生が男前だったりすると… 特に仕事終わりで予約いれてたりすると… お化粧
直したり、ヘアスタイル整えたり、ニッコリ笑う練習したり。。。と非常にめんどくさい です。 医療者の方は ビジュアル的に少し 隙があった方が 私は楽です。。。でも やっぱり 健康が一番ですよね
投稿: 向日葵 | 2011年4月21日 (木) 07時09分
向日葵さん
ご心配なく。太ってなくてもニコニコできますよ。私なんてしっかり頑張って心は福山だけど、見た目と芸風は100%ベンガルで、どこから見ても超スキだらけですよ(笑)♪
向日葵さんはいしべっち先生に鍛われすぎてますからね。
痩せてなくてもいいから、イケメンでなくてもいいから、健康でありたいです。
投稿: ジャイ | 2011年4月21日 (木) 22時40分
キャンディーズのスーちゃん。。私と同じ病気でした。くやしいな かなり、気分が沈んでたんですけど ジャイ先生の『見た目と芸風はベンガルです』…で復活しました。見た目はともかく 芸風がベンガルって… しかも100パーセント!ってきっぱりと! 他の記事を読ませていただいて 深い事を書いていらっしゃるな〜 と尊敬しかけておりましたが … 芸風って!。。。と、ツッコミ入れまくって 元気になりました
ありがとうございました。。。
投稿: 向日葵 | 2011年4月21日 (木) 23時59分
向日葵さん
おはようございます。
スーちゃん、好きでした。本当はランちゃんより好きでした。本当に残念です。そうですか、向日葵さんも同病なのですか・・・スーちゃんのご冥福を心から祈ります。
ところで、「深い事を書いていらっしゃるな〜 と尊敬しかけておりましたが … 芸風って!」って・・・結局けなされているのかしら?ほめられているのかしら?まあおヒマなときに遠い昔の記事をお読みください。どこかに「芸風」の意味が書かれているかも・・・なんちゃって!
生きているものは、この世をご卒業された皆さんの分までしっかりと生きなければなりません。悟りを開けるまで修行でございまする。
投稿: ジャイ | 2011年4月22日 (金) 06時33分