接遇
わたしの職場では、健診受診者の方からいただくアンケート内容とその対応を委員会で毎月分析しています。3月のアンケートではいつになくお褒めのことばを多くいただきました。特に接遇に対する褒めことばばかりで、「笑顔が良かった」とか「細かいところまで気配りができていてさすがだと思った」とか、読んでいてこそばゆくなるような褒めことばばかり。つい数ヶ月前、とくに夏場などには「ことばが事務的で冷たい」とか「無愛想だ」とか接遇に関するお叱りのことばが多かったことを思い出しながら、「嬉しいことだから今度全体ミーティングで紹介してあげたらいいね」などと他の委員と話しました。
ただ、どうしてこんなに違うのだろう?と考えたとき、明白な事実に気づくことができます。3月は年度末なので受診者の数が少なくなります。殺人的な受診者数の夏場に比べると約半数のときもあります。つまり、3月は余裕がある。いつもいつも同じことをしているつもりでも、心身共に余裕がある分だけその心が伝わりやすいのではないでしょうか。忙しければ忙しいだけ心身共に心の余裕がなくなって・・・<接遇は余裕>・・・致し方ないことではありますが、せめて心に余裕を持たせる練習だけはこの時期にきちんとしておきたいものだなと思います。もちろん受ける側(受診者)の気持ちも大きく影響を受けます。夏場の芋洗い状態のフロア内では殺気立っていますから、ちょっと待ち時間が長くなるだけでイライラした空気が漂います。3月は本当に時間の余裕がありますから返って待ち時間は生じません。
・・・人間ドックを受けられるときは、この季節が一番お勧めです。
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