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適量の酒は心疾患予防に効果あり

「アルコールは日本酒換算1合/日未満でも有意な高血圧の危険因子」などと先日読んだ久山町研究の先生に明言されており、こっそりショックを受けていました。ですから、酒飲みオヤジは逆に酒に対して肯定的な研究には必ず目を止めます。

ロンドンからBMJという医学雑誌に2件の研究報告がなされたわけですが、1つはアルコール摂取と心血管疾患による死亡のリスクを解析したもの、もう1つは生物的マーカーとアルコール摂取との関連を示したものです。前者では飲酒者の非飲酒者に対する心血管疾患の死亡相対リスクが0.75で、一日1~2杯(1杯はアルコール換算で12.5g)程度で一番死亡リスクが低いとか。つまり、ちょこっと酒を飲んだ方が飲まないより心臓死を起こしにくいということですって!後者の報告では、非飲酒に比べて飲酒後にHDL(善玉)コレステロール値やアディポネクチンの濃度が有意に増加したのだそうな♪さらにフィブリノーゲンの減少(=血液が固まりにくい)も飲酒後に認められたのだそうです。

酒は飲まないより飲んだ方が心血管疾患で死なない、あるいは動脈硬化を進展させにくい、ということを支持しているわけです。有難いデータでございます。こういうときには、ヨーロッパ人のデータだということはまったく気にせず、有難く信じさせていただきます。ま、分かりきっていることながら、適量(=ちょこっと)ということばが超ジャマですが。

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