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Tシャツ

診察をするために、時々企業の健診にでかけます。作業着やユニフォームを開けてもらうと、下からいろいろなTシャツが出てきます。よれよれのTシャツ、ファンキーな絵柄、かわいいプリント、どぎついスラング、イベント記念のロゴなど千差万別です。汚れてもいいものですので着古した感じのものが多いのですが、それがたとえユニクロで安物をまとめて購入したのだとしても、やはり気に入らないものをわざわざ選びはしないでしょう。

いくつもあるTシャツやトレーナーの中にはかならず「お気に入り」があって、袖や首元がそぜて(これ方言なんですって?)穴だらけになってもついつい選んで着てしまうものがあります。「みっともないからもう捨てたら?」と云われて、「そうね、さすがにそろそろ限界だね」と答えながらもなかなか捨てきれずにいるTシャツ・・・それなりに気に入った新しいものを買ってみても、やはりあのTシャツのテイストやグレードには及ばないんだよな~みたいな、別れた恋人に未練タラタラな軟弱男のようなことって、ありませんか?

シャツの上から聴診器を当てながら、絵柄を眺めたり英語の文字を読んで意味を考えてみたり・・・そんなことをしながら、ふと昔のことを考えてみたりすることがあります。ちゃんと聴診音は聴き取っていますからご心配なく。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ジャイ先生が前にお書きになっていた…【経験主義 (2)】…が私の気持ちを軽くしてくれました 初めて患者会に来た女の子に 「しんどい時ありましたか?」って泣きそうな顔で言われて。「ありました。今でもあるよ」って答えたけど。私より はるかにつらい治療をしている彼女のしんどさは…私にはわからない。 私の返事を聞いて ホッとした彼女の顔を思い出すたびに、 申し訳ない気持ちで いっぱいになっていました。 この次会う時は、また笑ってお話できそうです。ありがとうございました

投稿: 向日葵 | 2011年4月25日 (月) 18時11分

向日葵さん

半年も前(2010.10.10)まで遡っていただいてありがとうございます。私はさらに経験者ではないのですが、おそらくその女性は向日葵さんのその答を求めてその質問をしたのであり、その時に「私はあなたの辛さを経験していないから・・・」などという応答は全く期待していないのだと思いますね。是非、これからも彼女の勇気になってあげてください。

投稿: ジャイ | 2011年4月26日 (火) 00時36分

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