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テロ

世界中を震撼させたテロリスト集団の指導者が殺害されました。

そのことを淡々とテレビの前で告げるアメリカ合衆国大統領。

集会で気炎を上げるたくさんのアメリカ国民たちと、対照的に「うれしいです」と云いながらも、笑うでも泣くでもない犠牲者の遺族たち。

そんなテレビ報道を眺めながら何か複雑な気持ちになって、わたしにとってそれが他人事だからなのかもしれませんが、いいんだろうかそれで?という重い感情を払拭できません。「暴力に正義はない」という思いは、アメリカには通用しないのだということを、どの番組でも報じています。「やられたらやり返す」・・・それが正義に反するものであるという大義名分さえあればどんなことがあっても必ず報復する、というのが彼らの基本的な考え方。キリスト教の国とは思えんな・・・ついそんなつぶやきをしてしまいました。

前アメリカ合衆国大統領とは違って、今の大統領が今回の事実を「正義」として誇らしげに宣言している姿はあまり似合わない。「力の理論」は彼が否定し続けていたことなのではないか?そう感じているのはわたしだけなのでしょうか?何か、国民感情をうまく政治に利用している感じがして、ちょっと残念です。・・・単なるわたしの私見です。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 おはようございます。ちょうど9.11テロのとき、私は現役自衛官で、下士官になるための激しい訓練・教育を受けている最中でした。教官から、
「敵が誰か、居場所がどこか分かり次第米軍と協力して叩き潰す!」
 と檄を飛ばされ、当時は訳も分からず血が騒いだものですが。今、考えますと、
「おかしくね? やり返したら倍返しで来るんじゃね?(笑)」

 私は合気道をはじめ、居合など日本の伝統武道を稽古してますが、外人と触れ合う機会が結構あります。
 外国の方にも日本の「和をもって尊しとする」精神性に理解を示す方も大勢おります。合気道は「加害者も被害者も出さない武道」と言われます。何故か外国の方の方がそういった精神性にひかれ真面目に稽古されます。
 やられっ放しだとなめられますが、「守る為に、必要最小限戦う」のならありだと思ってます。他国まで出向いて、遺体まで汚す必要はありません。
 縄文・江戸から連綿と続く素晴らしい精神性を培ってきた日本人の皆さん。アメリカの「われよし」「つよいものがち」の染まらず、日本の精神を思い出し、世界に発信していきましょう(笑)。

投稿: コン | 2011年5月 5日 (木) 07時00分

コンさん

その後お元気で頑張っておられますか?

日本にも「仇討ち赦免状」なるものがありましたね。でもそれだけの覚悟を持たせないと難しい、それでもするか?それをすることは、本当に自分の人生や自分の家のために必要なものか?を考えさせる制度だったような気がします。

敵討ちという行動は、一時の感情だけではない、それだけの空しい行為であること。「相手を許す」ということこそが最大の勇気であること。・・・全人類が考える時期に来ているような気がします。

そんなことを考えるようになった自分は、それなりに歳をとったんだなと思います。

投稿: ジャイ | 2011年5月 5日 (木) 20時45分

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