成功法則
ダイエットのハウツー本はたくさんあります。わたしも仕事上、自分でいろいろ試してみたので、わたしなりにこうやったらたぶん上手くいくという考えはあります。これからダイエットに取り組もうと考えている人、あるいはいろいろなダイエット法をやってみたけど上手くいかなかったりリバウンドを繰り返したりした人たちは、そんなサクセスストーリーを参考にしながら何かやてみようとすることでしょう。
「どうせ試すなら、効率よく、無駄なく最短距離で成功させるのが良い」・・・どの本にも大体そう書いてあります。でも、どうなのでしょう。自分なりにいろいろ試行錯誤して工夫してみたり、普遍的な王道から外れても自分なりのマイ・メソッドをみつけていくプロセス自体が、本当は一番大切なのかもしれないと思うようになりました。特に、その後の継続のためには、試行錯誤の中に生じた自信の実感が一番重要な気がします。
たしかに自分が自分なりにトライをしようと思うとき、「初めは失敗してもしょうがない」と思って始める人はいません。できるだけ一発で上手くいきたい。そのためには理論的な裏付けや成功確率の実績がほしいのだと思います。それでもやはり、成功法則というのは各人で違うものだから、参考文献がいくつあっても良いけれど、自分の成功法則は自分で作り上げてほしいと思います。ですから、わたしは自分の試したやり方をあまり他人には押し付けません。わたしはしっくり来たから理論など気にせずやってみただけで、他の人にも上手くいくとは限らないから。・・・美味しいラーメン屋を薦めたら「ちっとも美味しくなかった」とグチられたなんてことは良くあることです。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 睡眠不足とワクチン効果(2023.03.31)
- 「食後の高血糖・高脂血症とスローカロリーライフ」(2023.03.30)
- 超加工食品(2023.03.25)
コメント
ジャイ 先生
こんにちわ。
毎々、屁理屈でお返し致しまして、恐縮千万です。
本日のテーマの中で、
「自分の成功法則は自分で作り上げてほしいと思います。」
この言葉は現代日本人に一番?欠如している物と私は常々主張しております。
むかし、日本人は「安全と水と空気はタダ」と思っている!
とアメリカが痛烈に批判した時期(日米安保)がありましたが、
それに今は「情報と知識」がプラスされていると思われます。
逆に見ますと「他人を疑わない」「他人任せ」が罷り通っていると思います。
「他人の言う事、やる事、全て正しく間違いない」と盲信している訳でも無いのでしょうが???
分らない事はネットを見れば・・・
でも、ウィキにしても決して正解率は高くはありません!
だいたい、タダの情報にマトモな物がある筈がありません!
最近の学生、研究生・・・だけでもありませんが、
彼らのテーマ論文等を見ますと、ツギハギだらけのコピペが
残念ながら大半を占めています。
採点をする立場から見ますと一目瞭然で、
これでは将来の日本がヤバ過ぎます。
一般国民も同様で、摂生もせずに病気になり、
病院に行けば「治る」が定番化しており、
治らないのは「ヤブ」だから・・・。
釈迦に説法で恐縮ですが、
病気や怪我を治すのは「自分」であり、
お医者さんや薬は「治すお手伝いをする」のみである事を
理解している人は、この国には存在していないのでは?
と首を傾げます。
先ず医療関係の方々は、この辺の啓蒙をすべきと私は考えます。
近年、「自己責任」と言う言葉が流行っている様ですが、
「自分の成功法則は自分で作り上げてほしいと思います」通り、
実感出来る「常識」が「常識」となって欲しいものです。
歳だと笑われますでしょうが、将来の日本が大変気になっております。
屁理屈男の asuka3h 拝
(へそ曲がり先生とも言われています)
投稿: asuka3h | 2011年6月28日 (火) 17時59分
asuka3hさん
お説ごもっともです。大変共感いたします。
でも、もしかしたら全く逆なのかもしれないとも思うことがあります。「他人を信じられない」から今の社会が生まれ、もっと他人を信用するのが日本人の美徳だったはずなのに、いつしかアメリカ人が主張する訴訟文化や権利主張文化があたかも正当なものの考え方のような錯覚に陥ってしまっている・・・。
そして、「考える」という行為をしなくなった根本には、「自分に自信がないこと」があり、間違っているとバッシングされる社会で生き延びる術として、見事なまでのツギハギ受け売り術を習得したのでしょうか。私には到底真似できないコピペ技術の才能なのに、オリジナルと模造の境目が自覚できなくなっているのが、現代日本人の悲劇。
でも、少しずつそういうことに気付き始めた若者が出てきているのではないか、と期待はしています。
投稿: ジャイ0425 | 2011年6月29日 (水) 00時47分